中国語を学習する上で必須である「声調」を、ふざけながら覚えようというコーナーです。
声調の習得に反復練習は不可欠です。実際に会話するときは拼音や声調など、考えなくてもすらすら出てくるぐらいのレベルを求められます。
ただ我々は外国語として中国語を学ぶので、コミュニケーションに支障がない範囲では、発音を考えながら話しても問題はないはずです。
ここでは連想ゲームのように漢字と声調を偏見と屁理屈とこじつけを総動員して、うまいこと頭にたたきこんでいきましょう。
声調をど忘れしてしまった時にもパッと出てくるキーワードがあれば、きっと役に立つ場面があるはずです。
中国語の勉強にちょっと疲れた方々の癒しになれればと思います。
ふざけて覚える声調。第14回目は「去年」です。
まずはご覧ください。
「去年」は中国語でも日本語と同じく「去年・昨年」という意味です。
声調は4声から3声ですね。特に「去」という動詞は「行く」という意味で頻繁に使われるので、是非今回の絶対に忘れない覚え方を参考にマスターしちゃってください。
今回の覚え方もすごく簡単です。いつものカンニング形式で覚えようと思います。
それでは、漢字をよく見てください。
またしても漢字の中に声調がはっきりと隠れています。いやもう隠れていませんね。かなり堂々としています。
去の最後の1画と、年の最初の1画にご注目ください。
おわかりいただけだだろうか。完全に一致しています。
これなら絶対に間違えようがありませんね。なんせ漢字に書いてあるんですから。
さて、ここで「今日」と「今年」のおさらいをしておこうと思います。
こちらをご覧ください。
(今天,昨天,明天の覚え方はこちら)
(前天,后天の覚え方はこちら)
この様に、基本全部同じ法則で成り立っているんですが、「昨天と去年」だけ、この法則に当てはまらないんですね。
日本語の場合「去年」とも「昨年」とも言ったりしますが、中国語の場合は「昨年zuonian」とは言いません。
「どっちが昨でどっちが去だったけ?」ってなる方は「天ぷらをさくっ」とでも覚えておいてください。
今回を機に上の法則も一緒に覚えちゃいましょう。
それではまた次回。
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