中国語を学習する上で必須である「声調」を、ふざけながら覚えようというコーナーです。
声調の習得に反復練習は不可欠です。実際に会話するときは拼音や声調など、考えなくてもすらすら出てくるぐらいのレベルを求められます。
ただ、我々は外国語として中国語を学ぶので、コミュニケーションに支障がない範囲では、発音を考えながら話しても問題はないはずです。
ここでは連想ゲームのように漢字と声調を偏見と屁理屈とこじつけを総動員して、うまいこと頭にたたきこんでいきましょう。
声調をど忘れしてしまった時にもパッと出てくるキーワードがあれば、きっと役に立つ場面があるはずです。
中国語の勉強にちょっと疲れた方々の癒しになれればと思います。
ふざけて覚える声調。第12回目は「今天と昨天と明天」です。
まずはご覧ください。
それぞれ中国語で「今天は今日」「昨天は昨日」「明天は明日」を表します。
(「天」の声調の覚え方は、別の記事で書いたのでこちらを参考にしてください。)
「今」は1声で、「昨」と「明」は2声ですね。
1声の声調記号は「真っ直ぐ」だったり、1番目なので「基本」の様なイメージを持つことができると思います。
昨日や明日と比べると、今日というのは時系列的に基本になりますので、「今」という字から1声というイメージは湧きやすいと思います。
続いて、「昨」と「明」は2声になります。
過去に遡っても未来に進んでも、「今日」と比べるなら「昨日」も「明日」も日にちを一つずらすことになりますね。
声調も同じように考えて「今天の1声」から、「昨天」に移動しても「明天」に移動しても、それぞれ日にちと一緒に声調も一緒に一つずらして2声になると覚えるのはどうでしょうか。
「昨」の声調が思い出せない時に、この方法を使って思い出そうとすると、
「今天」から「昨天」は過去に遡ってるので、1声から2声と進めるんじゃなく、数字を戻すと勘違いしてしまわないかとも考えましたが
1声の前は果たして4声なのか軽声なのか?という疑問が湧くことから
きっとそういう勘違いは起こらないだろうと、この方法を勧めることにしました。
というわけで今回はこう覚えましょう。
「今天を基本として1声。昨天も明天も時系列が一つずれるから、声調もそれぞれ2声にずらす」
という感じでどうでしょうか。
これなら覚えやすいはずです。
声調をど忘れしてしまった時の奥の手として、ぜひ使ってみてください。
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