中国語を学習する上で必須である「声調」を、ふざけながら覚えようというコーナーです。
声調の習得に反復練習は不可欠です。実際に会話するときは拼音や声調など、考えなくてもすらすら出てくるぐらいのレベルを求められます。
ただ、我々は外国語として中国語を学ぶので、コミュニケーションに支障がない範囲では、発音を考えながら話しても問題はないはずです。
ここでは連想ゲームのように漢字と声調を偏見と屁理屈とこじつけを総動員して、うまいこと頭にたたきこんでいきましょう。
中国語の勉強にちょっと疲れた方々の癒しになれればと思います。
ふざけて覚える声調。第6回目は「孙子と儿子と女儿」です。
まずはご覧ください。
それぞれ「孙子は孫」、「儿子は息子」、「女儿は娘」ですね。
声調を見てみると、うまいこと1声、2声、3声の順になっています。これは助かる。
あとはこの順番と単語をうまくこじつければ、かなり覚えやすくなるはずです。
孫が一番、息子が二番、娘が三番とくれば何が連想されるでしょうか。
孫もいることだし、ここでもう一度爷爷と奶奶に登場してもらいましょう。
お爺ちゃんお婆ちゃんの立場に立ってみて、孫が一番手にかかる。
なんだかんだ息子はいくつになっても息子、大人だとわかっていても心配してしまう。
娘はしっかりしていて何も心配いらない。むしろいつも気を利かしてくれる。
というのはいかがでしょうか。
なるほどお爺ちゃん、お婆ちゃん目線に立ってみると覚えやすい。
というわけで、今回は「手のかかる順番」として覚えてみます。
「手のかかるのは、孫、息子、娘の順番」
これなら覚えやすいですね。
ちなみに「儿子」と同じ子供を表す「孩子haizi」も両方同じ2声です。
一緒に覚えてしまうと楽ですね。
厳密には「儿子は息子」、「孩子は子供」として使われているようですが、辞書にはお互いどっちの意味でも書いてあったりするのではっきりと意味が別れている訳ではないようです。
それではまた次回。
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