中国語を学習する上で必須である「声調」を覚えるコツを、ふざけながら紹介するコーナーです。
中国語の勉強をする上で、特に難しいと感じられるのは声調の存在ではないでしょうか?
「漢字の読み方を覚えるだけでもたいへんなのに、声調まで覚えていられない」
「ほかの漢字とこんがらがって、なかなか覚えられない」
私は、こういう苦手意識から中国語の勉強を断念してしまう方を多くみてきました。
日本語にもイントネーションの上下はもちろんありますが、「声調」という概念はありません。
なので、漢字ひとつひとつの読みの方のほかに更に声調を覚えるというのは、日本語を母語とする方にとっては慣れない作業なのでたいへんなんですね。
ところがですね。
逆に言うと、この声調さえ簡単に覚えることができれば、中国語の勉強を楽しく効率的に進めることができます。
ここでは漢字の声調を、色々な角度から解釈しつつ連想ゲームのように楽しく覚えられて、しかも忘れない方法を紹介します。
このブログが、より多くの中国語学習者の助けになれれば幸いです。
ふざけて覚える声調。第151回目は「瓶子」です。
「瓶子」は日本語で「ビン」という意味になります。
繁体字でも「瓶子」で、そのままです。
声調は「2声」と「軽声の子」です。
今回は「瓶子」から「2声」が連想されるようにしたいと思います。
便と言えば蓋を開ける
「瓶」と言えば何が連想されるでしょうか。
「ビール瓶」とか「コーラの瓶」とかが一般的ですね。
瓶に入った飲み物を飲むためには「蓋」を開けなければいけませんね。
ここで「瓶の蓋を開ける」という動作に注目してみましょう。
「蓋を開ける」ためには瓶にかぶさっている蓋が上に向かって外れなければいけませんね。
「瓶の蓋」は、横に滑らせても下に押し込んでも「開けることはできません」
「上」に向かって引っ張らなければいけません。
ここで「瓶子」の声調である2声の声調記号を思い出してください。
2声は音程を「下から上へ」あげて発音しますね。
つまり「瓶の蓋」も「2声」も「上」というキーワードで繋がっていることになります。
これなら「瓶子」→「上に開ける」→「2声」と連想することができますね。
今回のまとめ
「瓶子の蓋は2声の方向に開ける」
この記事へのコメントはありません。